2015年01月18日

企業環境分析の「3C分析」―競合他社分析『Competiter』―について!?

 本日は起業競合分析の3C分析の競合分析(Competiter)について書いていきたいと思います。

さて起業競合分析はどのように進めていけばいいのでしょうか。

 競合分析の目的としては次の3点があります。一点目が現状の自社ポジションと現状のマーケティング・シェア・流通シェアを確認すること、二点目が競合他社製品との機能性を比較して強み・弱み・使用用途による他製品との関連性を明確にすること、三点目が今後のシェアの推移を予測することです。

 目的を達成する上での競合分析の手法は競合表の作成、ストアカバレッジやインストアシェアからのポジショニング・マップ、競合他社とのシェアの推移分析などの方法があります。

 競合分析表の作成は自社製品をジャンルとカテゴリ分類、市場で分類分けを行い、直接競合と間接競合で競合表作成をすることでと他社と自社の強み・弱み・使用用途による自社製品と他社製品の関連性を明確にします。例えば自社製品がモバイルPCであればジャンルは情報機器でありカテゴリはパソコン、更に市場はモバイルPCになります。この場合、直接競合は他社モバイルPCメーカー、間接競合はスマートフォン、携帯メーカーになり、直接競合では機能性比較間接競合では用途比較で作成していきます。各々のデータを作成後は自社製品の強みと弱み、直接競合他社と間接競合他社と自社の関係性を求めます。この時点でSWOT分析によるアプローチによって製品の強み・弱み・機会・脅威で自社データを明確にしておきましょう。この分析・比較法は製品案内やプレゼン等で行われることが多く営業の方はよくご存知かもしれません。

 次にポジショニングマップでは自社と他社競合製品シェアをマッピングすることでマーケティングシェアを明確にすることを目的とします。X軸・Y軸共に設定は自由ですが横軸にストアカバレッジでの製品シェアと縦軸に製品売上を設定して行う方法が広く使われるポジショニングマップであると思われます。ここでいうストアカバレッジとは流通シェアを示し店舗へ製品を卸す量を表します。そして縦軸に現時点での製品売上金額を設定することで現在の市場の状況と自社のポジショニングが確認できます。

 また店舗内での競合分析においては、横軸にストアカバレッジ、縦軸にインストアシェアを設定することで店舗内での自社ポジションと競合他社の確認ができます。ここでいうインストアシェアとは店舗内での製品シェアを示します。その後、現状のシェアの推移を競合他社別に割り出し現状のマーケティングシェアと製品シェアの推移を明確にすることで今後の市場予測を立て今後のマーケティング戦略立案が行われていきます。

 今回の企業競合分析における3C分析はいかがでしたでしょうか。不明確な点などあるかと思われますが今後も競合分析のアプローチの仕方の学習を継続して行い、マーケティング活動に役立てていきたいと思います。
posted by SOI at 13:10| Comment(0) | マーケティング分析手法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

企業環境分析の「3C分析」―自社分析『Company』―について!?

 企業環境分析の3C分析について前回に引き続き書いていきたいと思います。前回は3C分析における『Customer』消費者分析について書きましたが今回はCompany自社分析について。

 自社分析で使用される一般的な分析手法としてPPM分析、パレート分析(ABC分析)、バリューチェーン分析があります。

PPM.png さてまずは自社分析手法で真先に挙げられるPPM分析(プロダクトポートフォリオマネジメント)について説明していきます。この分析手法の目的は市場成長率に対し競合他社の市場シェアと自社ポジショニングをメジャメントすることにあります。縦軸に市場成長率(市場魅力度)を横軸に相対的市場シェア(自社の強さ)を設定して基本は4分割、より市場が大きい場合は9分割、16分割して左上から花形商品、問題児、金のなる木、負け犬と設定して市場魅力度と自社シェアを確認することで今後のマーケティング戦略の立案支援を行います。例えば、市場成長率が高く自社シェアが高い場合はその商品は花形商品として自社の主力商品として位置づけされ更に拡大を図る戦略をとるべきと判断されます。また市場成長率が低く、市場シェアが低い商品は負け犬として位置づけされ今後撤退を視野にいれてマーケティング戦略を行います。

abc.png 次にパレート分析(ABC分析)と呼ばれる分析手法があります。この分析手法は、売り上げ実績によって商品ランクをAとBとCに分けて売り上げ構成比を占める自社重要商品の位置づけと確認を行うとともに見切りをつける商品をCランクから確認する手法です。ただこの分析手法で誤ってはいけないのは現在の位置づけであり将来的にCランク商品でもAランク商品として位置づけされることもあるため市場成長率をPPM分析によって確認を行いながら判断を行うことが必要です。
 このパレート分析はマーケティング以外でも製品在庫管理などでも用いられることが多く在庫管理を行う上で重要なアイテムを費用構成比によってランク付けを行い在庫管理の方法を検討することに使われる手法としても知られています。

value.png 最後に自社リソース分析としてバリューチェーン分析についてもここでご紹介したいと思います。これはマイケルポーターによって提唱された分析手法でを商品販売までの工程を大きく支援活動と現場活動にわけ更に各々のプロセスを細分化してリソース上及び現場活動における強みと各プロセスの価値連鎖を明確化することでプロセス上のコストダウンと他社との差別化を図り競争優位を確立するための分析手法です。ここでいう支援活動とは経営資源と呼ばれる組織は一般的には人事、労務などの管理部門を指し、現場活動は更に生産活動と販売活動に分け、生産活動においては購買・製造・出荷、販売活動では販売・マーケティング、サービスとプロセスを分け最終的にマージンゾーンを加えます。そしてその商品価値を決定する全ての支援活動及び現場活動の各々の活動の価値連鎖を図表化して各プロセスの強みの明確化を図ります。この分析手法は支援活動及び現場活動での強みを発見することで、最終的には商品を他社商品と差別化を図ることが目的です。

 その他、自社のマーケティングポジショニングの確認などが自社分析にありますが、それは次の競合他社分析で書いていこうと思います。それではまた次回。

 
posted by SOI at 13:07| Comment(0) | マーケティング分析手法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

企業環境分析における「3C分析」―消費者分析―について

 今回プロダクトマーケティング活動を行う上での『企業環境分析』について書いていこうと思います。

 さてまずは環境分析とはどのような目的で行い、どのようなアプローチで行うべきなのでしょうか。企業環境分析の目的は「企業外部環境分析で社会・地域・生活者・消費者の傾向を分析することでどういった要因を考慮に入れながらマーケティング活動を行うべきかを客観視」する目的で行われます。マーケティング活動を成功に導くための要因は何かということです。企業環境分析で重要な視点は『3C分析』と呼ばれるCustomer、Company、Competiter(消費者分析、自社分析、競合他社分析)の着眼点でアプローチを行っていきます。

 分析は定量的分析と定性的分析の二つの分析方法によって行われます。定量的分析から傾向を読みとり定性的分析によって特性と成功要因を抽出する流れが良いのかもしれません。

 3C分析の消費者分析では消費者をリサーチし社会全体のマクロ分析も含め生活者と消費者の二つの側面から環境変化、生活者・消費者動向、変化を分析します。自社分析は自社リソース分析、製品プロダクトライフサイクル、バリューチェーン分析などの企業資源価値分析によって自社の強み、弱みを分析します。競合他社分析においては競合他社と比較した自社ポジショニング、強み・弱みの分析を行っていきます。

 ではこの企業環境分析はどのような分析ツールによって行われるのでしょうか。分析は企業ごとに様々なツールを駆使して分析が行われますが、この生活者・消費者分析では生活者視点マクロ分析、消費者視点ミクロ分析、トレンド分析、ウェブマーケティング、前回記載したソーシャルリスニングなどの分析手法、競合分析においてはPPM(プロダクトポートフォリオマネジメント分析)、メジャメントにおけるポジショニング化、自社分析においては価値連鎖(バリューチェーン)分析、SWOT分析、コアコンピタンス分析などの考え方がベースとなりツールが作成されているようです。

 さてCustomaerである消費者分析においてはマクロ視点とミクロ視点でアプローチを行うことが必要です。マクロ視点とは消費者を含む社会全体の生活者視点であり、ミクロ視点とは生活者の一部である消費者、また別枠として未来の消費者を予測してアプローチを行います。イメージとしては生活者分類があり、その中に消費者分類、期待される消費者分類が含まれるイメージです。

 それでは生活者視点のマクロ分析はどのように行われるのでしょうか。生活者視点マクロ分析、現在取り巻く環境で何が行っているのか、企業にどのような影響を与えるのかといった外部環境要因を分析するアプローチで『PEST分析』などが一般的なようです。PEST分析はP(Policy)、E(Economic)、S(Social)、T(Technology)と外部環境を4つの外部環境要因に分類し生活者動向にアプローチを行い分析する方法で、例えばポリシーは製品に関連する法令改正、経済は原材料の高騰、社会は超高齢化社会への移行、テクノロジーはエネルギー産出方法、活用方法の多様化などで行われ、できる限り製品に関連する要因を箇条書きでリストアップしていきながら、どのような要因が存在して製品シェア拡大においての問題と要因を相互に関連づけていきます。
 対して消費者視点ミクロ分析では『GCS分析』と呼ばれるアプローチ方法があります。G(Genre),C(Category),S(Segment)でアプローチを行い消費者動向を調査する方法があります。イメージは製品ジャンルの中にカテゴリ(製品カテゴリ)があり更にセグメント(カテゴリの中のセグメント)の区分けを行うイメージです。例えばAV機器全体、デジカメ、メーカ別機種などで分類をわけそれぞれの消費者動向と変化についてアプローチを行います。アプローチの仕方はユーザーの流入と流出状況、使用場面の変化、使用頻度の変化、価格帯の変化など項目を定型化してリサーチを行うとよいのかもしれません。最終的にはこの消費者マクロ、ミクロ分析によるデータをツリー化することでにデータ同士を相関化させて市場分析に繋げ製品拡大要因を抽出することが目的となります。

 3C分析における「Customer」消費者に関してはこのような形でアプローチが行われます。
長くなりましたので続きはまた次回に。
posted by SOI at 13:01| Comment(0) | マーケティング分析手法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。